上腕二頭筋とは、ご存知のとおり「力こぶ」をつくる筋肉です。
腹筋、背筋、大胸筋らと並んで、
男らしい筋肉美を得るためにはかかせない筋肉です。
上腕二頭筋は、腕を大きく振りおろす
動作や投げる動作をするときに重要な筋肉です。
この上腕二頭筋だけを鍛えることはなかなか
難しく、上腕三頭筋(上腕二頭筋の裏側)や肩、腕の筋肉を
バランス良く鍛えることが必要です。
上腕二頭筋が発達している人は上腕三頭筋も鍛えられている為、肩から上腕にかけての筋肉が盛り上がり、
Tシャツの袖から太い腕が伸びています。
ただし女性の場合は、ここの筋肉は
あまり鍛えられたくない、というのがホンネかもしれません。
上腕筋肉の1/3が上腕二頭筋、2/3が上腕三頭筋になります。
したがって、上腕を鍛える
には上腕二頭筋と上腕三頭筋の両方を鍛えることが必要です。
上腕二頭筋の特徴は小さい筋肉であり、日常生活でよく使われる筋肉のために、トレーニングをしても
あまり
急激に発達しないことです。
ですから、時間をかけて、継続してトレーニングをすることが大切です。
具体的なトレーニング方法には、チューブなどを利用し、足で固定したチューブを腕の力で
引き上げるカール、
両手でダンベルをゆっくり持ち上げる動作を繰り返すダンベルカール、
ベンチに座った状態でダンベルを
持ち上げるコンセントレーションカール、いわゆる腕立て伏せ
のことであるプッシュアップ、懸垂のことである
ナローチンニング、などがあります。